皆様が普段お使いのトリートメント。
『長持ちするほど良いものだ』と思っていませんか?
こんな美容界の間違った常識を、エヌドにお越しの皆様だけには、気づいていただきたいですね。
こんにちは。代表甲斐です。
さて、トリートメント。このニュースレターでも、度々
『トリートメントで髪は治らない(補修しない)ですよ』
とお伝えしております。
髪の毛の成分はタンパク質やもっと細かいアミノ酸等で構成されておりますが、
お肌のように自己修復能力のない毛髪には、
類似の成分を上から付けたとしても、
それを取り込んで同化して元通りになるなんてことはできないのが現状なんです。
一度傷んだ髪は、2度と元に戻らない。
この理論は、最近の1歩進んだ美容師達の間では、
最早スタンダードになりつつあります。
ですから、質の悪いトリートメントを使い続けると、
逆に髪の毛をさらに傷めてしまう結果になります。
質の悪いトリートメントを使っていると、さらに厄介なことが起きます。
ヘアデザインが上手く決まらなくなります。
パーマがかかりにくくなったり、ヘアカラーが染まりにくくなったりするんです。
では、質の悪いトリートメントとは何か。
現在の一般的なトリートメントは、
有効成分が毛髪内部に浸透して補修する~的な
うたい文句で使われておりますが、実際のところは毛髪内部になど浸透しません。
(アミノ酸の分子量が大きすぎるからなんですね。)
シリコン系の被膜でツルツルになっているだけ。
髪の毛の表面にひっつく程度のものがほとんどです。
万が一、毛髪内部に浸透したとしても、
同化して修復するなんてことは絶対にありません。
だってね、皆さん「トリートメントが取れてきちゃった」
て言うじゃないですか。
取れたってどういう事なんですかね?
補修、修復したんじゃなかったんでしたっけ?
じゃあ、治ってなんかいないですよね。
手触りだけをよくするコーティング系トリートメントは、
ヘアケアと言う意味では本当に効果がありません。
トリートメントを長持ちさせようとコーティングを強くすればするほど、
髪にとっては余計なダメージの原因になってしまうのです。
お化粧をしたまま24時間365日過ごすという方がいないように、
髪の毛だって本来は何もついていないすっぴん状態(素髪)が一番良い。
手触りを良くしたいのなら、その時だけ良くなる程度のものが本来は望ましいのですね。
シャンプーした時にしっかりと落ちてくれる(落ちやすい)物が、
素髪を保つためには大切なんです。
そう。長持ちしないトリートメントの方が実は、良い。
美髪を保つためには
① 汚れを落としつつ水分を取りすぎないシャンプーで しっかり洗う
② 余分なトリートメントは極力付けない。
③ 何かを付けたら、夜のシャンプーでしっかりオフ。
この3点が重要ですね(^^)
きちんとオフするためには、落としやすい成分でできたトリートメントがオススメです。
ノンシリコントリートメント『アエテノ』 2700円